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​Real vol.3

「私たちは何を求めているか。」

いいモノだから売る。

いいモノだから買う。

本当にそれだけだろうか。

私たちは

「売る」と「買う」の間に

「想い」を持っているはず。

その「想い」は

 作り手や買い手

ヒトやモノによっても、

それぞれ違う。

その「想い」は

言葉にできない時もあれば、

身を潜めている時もある。

そのいろんな「想い」に

心から向き合うことが

専門店の仕事だと思う。

株式会社小津商店

​  本店店長  関根 君子

 広報統括  高木 清

×

合同会社レッドクリエイト

 

 A.Ka代表 三井所 健太郎     

          

創業360年。名実ともに日本を代表する和紙の名店。

​3000種類もある和紙の中から、お客様の「想い」に沿った一枚を選び出す。

表現者のリアルな現場に伺いました。

​前編

後編

​後編

​芸術性と機能性

​高木

三井所​

高木

​三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

 

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

高木

三井所

関根

三井所

関根

生産者の話にはなりますが、

和紙は個々の伝統や技術に基づいて生産しているので、使用する道具のサイズもそれぞれ違うんですよ。

そうなんですか?

規格があるのかと思ってました。

一応の規格はありますが、産地によったり、お客様の要望に応えてサイズの対応もする事も多いんですよね。

だから会社の工場と違って小ロットから生産できますし、生産者の数も「何世帯でやってる」のような家族的な言い方になる。

確かに。

都会や工場地帯、というよりは自然が多いところでやっているイメージが強いです。

何か理由があるんですか。

はい。

和紙は水が大事なんです。水道水は使いません。

だから、良い天然水の取れるところでしか生産しないんです。

そうなると、生産地も一極集中にはならないんですね。

職人の方の考え方も道が分かれて行きそうな。

はい。

手すきを一から始める場合、まず職人のもとで修行し教えてもらいますが、そこからは我流です。

 

手すきではタンクの原料濃度も職人によって違うんです。

そして紙をすけばすくほど、原料濃度も減ってくる。

それをどのようなタイミングで、どれだけ調整するか。

考え方が職人によって変わってくるんです。

そして手すきにて振る回数や振り方そのものなんかも異なってきます。

五感が大事になってくるんですね。

はい。

そして季節による変化もあります。

季節は意外でした。

水や空気の温度や湿度が違いますからね。

だから和紙は産地や季節によって同じものがないのです。

3階にもたくさんの和紙が展示されてますね。

明治時代の和紙も残っていますよ。

和紙は洋紙と違って腐らずに残りますから。

確かに特別な保存はしていないのに

黄ばんだりしてないですね。

これは洋紙とは何が違うんですか?

製法も含め違いは多くありますが、

単刀直入にいうと、洋紙は原料のパルプを薬漬けにしているんですね。

パルプは繊維が細かくフカフカしています。

それを、ピシッとした紙をするにはどうしても薬が必要になるんです。

 

製法上、大量生産はしやすいのですが、洋紙は時間が経つと黄色くなると思います。

これは酸化現象が起きてるんです。

あれは酸化だったんですか。

はい。

それが和紙には無いんです。

水道水を使わない理由もそこです。

 

薬が入ってるから。

そうですね。

一部水道水を使った和紙も有りますが、当店では扱いません。

先ほどの天然水の理由がわかりました

また、和紙は繊維を絡ませてすきます。

どの方向から力かかかっても破れにくいのでとても丈夫でありながら、紙自体の密度は低いんですね。

だから通気性がいいんです。

ふすまや障子にも使われる理由もそこです。

なるほど。

知らなかったです。

活用の仕方でいうと

ロースハムなんかの燻製付けにも

機械抄き和紙が使われています。

燻製時の空気は通し、かつ破けないことが必要だから和紙が最適なんです。

食品に入っている脱酸素剤も同じ原理ですね、

食品の分野まで活躍してるんですね。

和紙は芸術の分野だけだと、勝手に考えてました。

はい。

弊社グループ会社である小津産業では機械好き和紙にも関わっているんです。

 

こういったことって、

確かに聞かないとわからないですね。

驚きです。

 

はい。

小津和紙さんでは

教室もやられてますよね?

やってます。

 

なぜああいった取り組みをされてるんですか?

やはりお客さんから習いたい、って声が多いんですね。

実は店舗に来ても、

「この和紙は何に使うんだろ?」

というお客様もいらっしゃいます。

そういった方には和紙の特徴を案内するだけではく、活用法をイメージしてもらうためにギャラリーに作品を置いてるんです。

そうすることで、お客様が「何を作りたいのか、できるのか」を目で感じることができます。

ギャラリーの様子。展示会も開かれている。

​三井所

関根

三井所

関根

三井所

​関根

三井所

​関根

三井所​

関根

三井所

​関根

三井所

関根

​三井所

関根

三井所

関根

​三井所

これも一つの対話ですね。

はい。

そして、手すき体験も対話の一つだと思っています。

単に和紙の製法や特徴だけを口で伝えても、一日たてばもう忘れています。

確かに。

それだと互いに良いゴールにならない。

 

手すき体験をすることで、

和紙原料の絡みの強さ、風合いなどを五感で感じ取ることができます。

なるほど。

そうなると和紙の特徴は感覚として体に残りますもんね。

そうです、口で話す何十倍も効果的だと思っています。

子供もできるんですか?

はい、夏休みはとても多いです。

自由研究に最適だからでしょうね。

紙の作り方を自分で体験することができて作った和紙も持って帰れますから。

和紙の魅力はA.Kaの梱包でとても感動しましたが、手すき体験でさらに理解を深めたいです。

そういってもらえると嬉しいです。

A.Kaの梱包には、小津和紙さんに協力いただきました。

重ねてになりますが、とても良い仕上がりになりました。

喜んでもらえて何よりです。

パンツが主役なので、あまり偉そうなことは言えませんが笑

私にとってA.Kaのパンツは特別なものです。

開けた瞬間の喜びも大事なので。

 

創業1653年の歴史を持つ小津和紙さんの和紙を取り入れたことはA.Kaのコンセプト上も必要なことでした。

 

本当にイイもの=本物は流行に左右されず残る、ということを伝えたかったんです。

今回採用した和紙以外にも、オススメが色々ありますよ。

気になります。

季節によって和紙の種類を変えるのも有りですね。

それ、面白いですね。正解はない分、表現の幅が膨らみます。

そうですね、いつでもご案内します。

今回はありがとうございました。

​後日、子供と。興味津々でした。

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​「本物」を、ジブンに。