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REAL  vol​.1

「何の為に、服を着るのか」

寒い時に、体を暖かくしたり

暑い日差しから、肌を守ったり。

お気に入りの色や形。

自分に合う素材なんかもあった。

服はいつも自分の心と体と

向き合ってきた。

いつからだろう。

周りの評価を気にして、

服を選ぶようになったのは。

 

第一メリヤス株式会社

​  代表取締役 小久保 貴光

      

      ×

合同会社レッドクリエイト

 

 A.Ka代表 三井所 健太郎     

          

​100年のニットの歴史を紡ぐ、「第一メリヤス株式会社」

大量・安価な海外生産の影響で、廃業に追い込まれる日本工場が多い中、

今なお国内外から生産の依頼が殺到する。

極限まで追求した原料と技術。

目利きの鋭い大阪の商人を唸らせ、虜にしている、

モノづくりのリアルな現場に伺いました。

​前編

後編

​後編

​誰の為に、何の為に。

​三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

​小久保

そして、私は履いたその日に第一メリヤスさんに「パンツを作らせてほしい、大阪行きます」と連絡をしました。

そうでしたね笑

そして、小久保社長から直接の連絡がありました。今だから言えますが、、あまり乗り気ではありませんでしたよね笑?

 

そんなことないですよ。

実は多くの会社様から「御社で作らせてほしい」と依頼があります。

ただ、手間と時間がかかる製法なので、生産ラインは常にフル稼働なんですね。

新たなラインをつくる、ということは、どこかの大事なラインを減らさないといけない。

 

確かにそうですね。

工場は土曜日も全稼働でした。

販売側が

「大量に発注するからこの価格で作って。これだけやるから納期も優先で。工程削ってもいいから」

と言われても出来ないんですね。

  

当社はそう言った儲け優先の商品を作りたい訳ではありません。

正直に申しますと、

「どのような想いで取り組むのか」

これが共有できなければ、生産すること自体お断りしています。

それで、当初は生産に慎重だったんですね。

  

はい。

言い換えると「誰の為に、何の為に」ですね。

業界を見渡すと、ファストファッションという言葉があるように流行り廃りのサイクルが驚くほど早くなっています。

そして、高サイクル・大量生産の裏には、常に大量の廃棄が生まれています。

それは感じます。

 

生産・販売側が儲けを優先する為に、

多くの流行を作り出し、廃らせることで、新たな商品を販売する、

 

「次の流行はこっちですよ、それはもう古いですよ」、と。

 

そうなると情報に敏感な消費者たちは、

 

「あ、これはもう古いんだ。次いかなきゃ。」、となる。

  

消費者は周りの評価を意識する為に、

情報に踊らされながら服を選ぶようになってしまってるんですね。  

学生なんかだとまだお金がないから多少品質が悪くても、より安くて見栄えが良い方に。

そうです。

それが100%悪いとは言いません。

本人がそれで幸せを感じているのなら良いです。

ただ、周囲への過度な意識と、情報の異常なスピードに疲れてきている面もあるんじゃないかって思うんですね。

確かに。

だけど、私たちは何のために服を着ているのか?

周りの目を満足させることも悪くはないけど、まずは自分を満足させる為に服を着ても良いんじゃないか。

その為には、まずは生産者側が「誰の為に、何の為に」を改めて意識して、モノづくりをしていくべきと考えたんです

 

長くなりましたが、先ほどの慎重な姿勢は、生産者側の想いを共感できるかどうか、見定めしたかったというのが本音です。

そうだったんですね。

確かに最初にお会いした時は、具体的な生産の話をしませんでしたね。

コットン、ウールなどの原料集で品目ごとの違いを説明いただいたり、工場の作業風景を見せていただいたり。

そうだったと思います。

正直に申しますと、その時に感じたのは

「小久保さんは心の底からニットを愛しているんだな」ということです。

はい。

その愛情が、情熱として工場全体に浸透していて、みなさんが自分の仕事に誇りと自信を持って取り組んでらっしゃいました。

皆さんが「いい目してるな」と。

ありがとうございます。

そして、改めて私は、

「ここで衣服を作りたい、そしてこの感動をもっと多くの人に知ってほしい」

と、心から思いました。

三井所さんからすぐにA.KAのコンセプト資料を送っていただいたんですね。

はい。

初めてのお伺いの後、東京に戻る新幹線で。

当時手書きで。

下手くそなデッサンでしたが笑

 

想いが伝わってきたのを覚えています。

私にとってA.Kaは、

「誰の為に、何の為に」がはっきりしてました。

それは子供の頃から、自分の根本に

「自分が心からイイと思うものを、

 大事な人に使ってもらって、

 喜んでもらえたら、自分も嬉しい」

という想いが常にあったんですね。

自分が楽しめてないと続かないですからね。

取り組んでみていかがでしたか?

おかげさまで本当に素晴らしいパンツが出来たと思っています。

そして想いに共感し、素晴らしい技術と魂を持った日本のモノづくりの方々が続々とA.Kaの生産と展開に協力頂いてくれました。

そうですね。

まず、手に取った瞬間の桐箱に驚きます。

​三井所

​小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

小久保

三井所

​小久保

はい。

桐箱は三重県の山奥にある小さな工場とタッグを組みました。

現場にお伺いしたのですが、全て手作業で組み上げてるんです。

そして、皆さん木を大事に扱っていたんですね。

ここなら、想いを共感して進めていけると思いました。

 

なぜ、桐箱にしたんですか?

大事な服、例えば着物は桐のタンスにしまいますよね。桐は機能性、特に防湿・防虫性に優れているんです。

A.Kaのパンツも天然原料である以上、

購入された方の手元には、最高の状態で届けたいと思いました。

また手にした時の温かみ、天然木の匂い、特別感、は贈り物にもぴったりだと思い、桐箱を採用をしました。

なるほど。

また、ダンボールや袋に入れられた商品だと、開封後のダンボールや袋は捨てられるだけです。

木箱であれば、ちょっとした入れ物だったり、飾りだったり使い道ができます。

エコにもなると。

はい。

エコというと大袈裟かもしれませんが、

パンツに限らず、職人の方がこだわりをもって作ったものは、より長く愛されて使い続けて欲しい。それは作り手、受け手共に良いことだなと思ったんです。

そうですね。

そのほうが作り甲斐があります。

はい、今回のモノづくりを通じて、日本には素晴らしいモノづくりをする方がまだまだいると心から痛感しました。

私たちが知らないだけなんですね。

はい。

だからこそ、モノづくりをする側も「時代が・・」というだけでなく、これからは積極的に良さを伝えてことも必要だと感じています。

そういった方々の本当の姿をA.Kaの「Real」を通じて発信していく。

その先で、日本のモノづくりの技術と魂が、より多くの人に伝わっていくと面白いなと思ってます。

同じ想いです。

本日は有難うございました。

 

有難うございました。 

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